いたはじダンス踊ろう シニア向け「超やさしい」版完成 富士のブランドメッセージ普及へ
富士市のブランドメッセージ「いただきへの、はじまり」の普及拡大のため、市が考案した通称「いたはじダンス」に、シニア世代向けの新たなダンス「超やさしいver.」が完成し、18日、同市の富士体育館でお披露目された。今後、ユーチューブでの配信やDVDを配布して浸透を図る。
いたはじダンスは、同市出身のシンガー・ソングライター結花乃さんが作詞作曲したブランドメッセージソングに子ども向けの振りを付けて2019年に誕生。新ダンスはシニア世代の健康体操教室講師の藤畑浄美さんと寺田江身子さんが楽曲やメッセージの内容を生かして振り付けした。これまでと比べ、テンポはゆっくりで上を向く動作やシンプルな動きが多い。
同日の披露では、体操教室のメンバー約30人と藤畑さんが息を合わせて軽快なステップを踏んだ。藤畑さんは「誰でも気軽にできる。体を動かすきっかけになれば」と話した。
見本の動画は市内の新体操クラブ「R.G.C.富士スターリス」の小中高生が踊っている。