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テーマ : 新商品・新技術

焼津の畳店、柔らかさ特徴寝ござ製品化 熊本のイ草農家と連携

 焼津市中新田の松葉畳店は、畳の良さを手軽に感じられる寝ござ「Ando」を7月中旬から販売する。需要減に苦しむ熊本県のイ草農家の現状に危機感を覚え、連携して製品化した。同店の伊藤知美さんは「畳の魅力を知るきっかけになれば」と話す。

7月から販売する予定の寝ござ=焼津市中新田の松葉畳店
7月から販売する予定の寝ござ=焼津市中新田の松葉畳店

 新商品は縦90センチ、横190センチ。熊本県のイ草農家から需要減に伴い製品化できずに余っているイ草が3年分あることを聞きつけ、製品化を企画した。
 通常の畳と比べてイ草を詰めすぎずに織ることで、肌に触れた時の柔らかさなどが特徴。イ草の心地よい香りも相まって、夏場の寝苦しい夜に適しているという。
 同店は畳を使ったブックカバーや財布といった雑貨の販売を通じて「畳のある生活」を提案してきた。伊藤さんは「フローリングの部屋が増える中で、畳のある生活を考えてみてほしい」と語った。
 価格は6600円(税込み)。

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