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テーマ : 芸能・音楽・舞台

「伊東祐親まつり」開幕 野村萬斎さん熱演 小中生創作能披露 

 伊東の発展の礎を築いた平安時代末期の武将・伊東祐親(すけちか)を顕彰する第47回「伊東祐親まつり」(NPO法人伊東市文化財史蹟保存会主催)が14日、市内で開幕した。市街地を流れる松川に設けた水上特設舞台で、さまざまな演目を繰り広げる。15日まで。

水上舞台で練習の成果を披露するお能教室の生徒たち=伊東市
水上舞台で練習の成果を披露するお能教室の生徒たち=伊東市

 市指定文化財の旧旅館「東海館」を背景に舞台を設け、能楽師たちが狂言や能を披露。観客を幽玄の世界へといざなった。狂言師野村萬斎さんが狂言「蟹山伏(かにやまぶし)」を演じた。
 お能教室で稽古を積んできた地元の小中学生が舞台に立ち、「小袖曽我」の舞囃子(ばやし)や創作能「八重姫」などを披露した。
 東海館で開かれた式典で関係者が神事に臨み、献花を行った。NPOの堀口武彦理事長は「大河ドラマにより、市民の関心が高まっている。来年以降も水上舞台を継続していきたい」とあいさつした。
 催しに合わせ、松川藤の広場で市主催のイベント「I TO MARCHE(アイ・トゥ・マルシェ)」が行われている。16~22日にかけて後夜祭も開かれる。

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