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テーマ : 磐田市

“未来の技術者”ものづくり体験 小学生対象に講座 ヤマハ発が初企画

 ヤマハ発動機は12日、磐田市内の小学生を対象に、ものづくりの楽しさを伝える体験講座「キッズラボ」を、同市新貝の本社に併設する企業ミュージアム「コミュニケーションプラザ」で始めた。初回は市立磐田北小の4、5年生66人が工業デザインやプログラミングを学んだ。

自分だけのバイクを組み立てる工作に取り組む児童=磐田市新貝のヤマハ発動機コミュニケーションプラザ
自分だけのバイクを組み立てる工作に取り組む児童=磐田市新貝のヤマハ発動機コミュニケーションプラザ

 商品・技術開発の工程の一端を体験し、ものづくりへの関心を高めてもらうことで、将来の技術者育成につなげようと初めて企画した。
 4年生は、乗り心地や走行の安定性など機能面も考慮された同社製バイクのデザインについて説明を受けた。紙に印刷されたさまざまな車種のパーツを自由に組み合わせ、自分だけのバイクを作り上げる工作にも取り組んだ。芝田修治君(9)は「でこぼこ道でも走れるイメージで作った。自分の好きなように作れて楽しかった」と話した。
 5年生は、ボード上を自動で動く駒を、ゴールまで導くプログラミングに挑戦。いち早くゴールできるよう、タブレットで動かす方向や速度、距離を入力した。
 講座は6月下旬までに全7回開催し、同校と市立富士見小の4、5年生約400人が受講する予定。今後も市教委と協議し、継続開催を検討する。

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