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テーマ : 沼津市

沼津観光回復へ 学生視点で研究 日大生が活動報告

 日本大国際関係学部(三島市)で観光を学ぶ宍戸学教授のゼミは11日、沼津市と昨年度に取り組んだ同市の観光プロモーションについての活動報告会を同学部校舎で開いた。市観光戦略課の職員や市内の観光関係者が発表を聞き、アドバイスした。

沼津市の観光プロモーションに関する活動を報告する宍戸ゼミの学生=三島市の日大国際関係学部
沼津市の観光プロモーションに関する活動を報告する宍戸ゼミの学生=三島市の日大国際関係学部

 同ゼミと市は昨年4月から宿泊施設、旅行ビジネス、地域観光の3チームに分かれ、研究してきた。学生は沼津市の宿泊施設に泊まり、周辺を観光するモデルコースを紹介する動画の作製や、交流サイト(SNS)を使った街歩きイベントの企画、中心街の飲食店マップの製作など成果を発表した。
 講評で沼津観光協会の望月善人会長はコロナ禍前の沼津市はビジネスでの宿泊客が多かった点を踏まえ、「ビジネス客の視点も入れると良い。今後の外国人観光客の回復に向け、多言語対応も必要」と提案した。学生リーダーの村松奈月さん(21)=富士市=は「少しでも地域に貢献でき、やって良かった」と感想を語った。
 同ゼミと沼津市は、本年度も宿泊客増加や体験型観光、原地区の観光マップづくりについて活動する。

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