海の事故に注意を 牧之原や御前崎で海上パトロール
大型連休中から夏にかけて増加する海の事故を防ごうと、水難救助のボランティア団体「静岡地区水難救済会」と御前崎海上保安署は4日、牧之原市と御前崎市の海上で合同パトロールを行った。
同会に所属する御前崎渚の交番、USPR(アスパー)掛川、相良の3救難所が水上オートバイ6艇、御前崎海上保安署は巡視船とゴムボート、小型艇を動員した。堤防にいる釣り客や水上オートバイを楽しむ人々に向け、転落の防止や救命胴衣の着用などを呼び掛けた。
同保安署員の鐘ケ江貴文さん(26)は「家族連れの場合はお子さんから目を離さずに注意してほしい。気象、海象を事前に確認するのも忘れずに」と語った。