電気機関車を特別開放 富士・岳南富士岡駅「ひろば」 5日まで
富士市の岳南電車(通称・岳鉄)は5日まで、岳南富士岡駅にある「がくてつ機関車ひろば」にある電気機関車を特別開放している。
展示されている4台のうち、最古の1927(昭和2)年製「ED291」と、日替わりでもう1台の計2台の運転台は、自由に出入りして内部を見学できる。運転席に座って写真撮影もできる。
同ひろばは、貨物輸送の廃止で引退した電気機関車を塗装し直して昨年8月にオープンした。
友人と2人で初めて同所を訪れた焼津市の大橋真惺さん(17)は「ED501の車番の字体も好き。貴重な電気機関車の運転台も見ることができて良かった」と喜んだ。
期間中はひろばのデッキ近くで特別販売会も開かれ、岳鉄グッズのほか、車番の等身大シール、使用済みのヘッドマークなどを販売。硬券のガチャガチャなども設置している。
開設時間は午前10時~午後3時半。2日は休止。