狩野川のサイクリングコースPR 「サイクルボール」開幕
沼津、伊豆の国、伊豆の3市でつくる「狩野川周辺サイクル事業推進協議会」は29日、全国のサイクリングコースを巡るイベント「サイクルボール」の開幕に合わせたオープニングイベントを沼津市口野の「NUMAZUサイクルステーション静浦東」で開いた。関係者や地元サイクリストが、鏡開きをしてスタートを祝った。
サイクルボールは自転車イベントを展開する「ツール・ド・ニッポン」が主催。12月27日まで、専用スマートフォンアプリを使い、全国のサイクリングコースを走ると、走破を証明するカードがプレゼントされる仕組み。
狩野川周辺では、同ステーションを発着地にした「かのいち」と名付けられた70キロと60キロのコースがあり、走破した先着50人にはロゴをあしらったボールも贈られる。
鏡開きにはコースの監修者でNPO法人カケルバイク(同市)の小野剣人代表や、三島市の松本徹也さん、沼津市の西村美津穂さんら地元サイクリストが参加した。小野代表は「夏でも走りやすく、河口から源流まで狩野川をたどれるコース。周辺の食も楽しんでほしい」とアピールした。