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テーマ : 沼津市

沼津信金 成年後見事業5年 2拠点、受任件数は増 

 沼津信用金庫(沼津市、鈴木俊一理事長)が社会福祉法人などと手掛ける成年後見事業が、5月で始動から5年を迎える。受任件数は増加し、高齢者や障害者、その家族からの相談や問い合わせも多岐にわたる。職員らは「今後も寄り添い、支援を続ける」と話す。

支援について意見を交わす成年後見サポート沼津の事務局職員=沼津市上土町
支援について意見を交わす成年後見サポート沼津の事務局職員=沼津市上土町
成年後見(法定、任意)の主な支援例
成年後見(法定、任意)の主な支援例
支援について意見を交わす成年後見サポート沼津の事務局職員=沼津市上土町
成年後見(法定、任意)の主な支援例

 2017年5月1日、静岡県内金融機関初の一般社団法人「しんきん成年後見サポート沼津」を開設した。法人は現役職員による事務局と、元職員の現場スタッフのほか、地元の社会福祉法人と、弁護士や税理士をはじめ専門家らで構成。金融機関が主体の後見法人は珍しい。
 今年3月までの受任件数は法定後見41件、任意後見27件、任意財産管理契約27件など。18年に始めた遺言公正証書作成は47件に上る。昨年には御殿場市に2カ所目の拠点を新設した。
 支援には同信金との取引の有無や財産状況は問わない。相談や当事者との面談といった現場スタッフは全14人が対応。海田新也事務局長は「さまざまなニーズに対応し、地域貢献したい」とする。

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