SDGs私募債の第1号発行企業に盾 静岡中央銀
静岡中央銀行は25日、今月から取り扱いを始めた「しずちゅうSDGs私募債」の第1号の発行企業となった平和エアテック(熱海市青葉町、相川守社長)に記念盾を贈った。引受先の同行は、受け取る収益金の一部を公益財団法人ふじのくに未来財団に寄付する。
同社は空調機器の設備や施工管理を手掛ける。本社の建て替えに合わせ、地熱を生かして地球温暖化防止につなげる実験設備を一部に整備するなど、SDGs(持続可能な開発目標)の理念に沿った事業を進めている。健全な財務状況やこうした取り組みから、同行の私募債引き受けに至った。
記念盾の贈呈式が沼津市大手町の同行で行われ、清野真司社長から相川社長に手渡された。
同行のSDGs私募債は、SDGsに貢献する取り組みを担う団体への寄付を通じて、企業イメージの向上や取り組みの達成の後押しにつながるのが特徴。