長持ち舗装の中庭完成 磐田北小、ペットボトル原料改質剤使用
磐田市は20日、花王(東京都)が開発した廃棄ペットボトルを原料にした高耐久のアスファルト改質剤を使って舗装した市立磐田北小中庭(見付)のお披露目式を同校で行った。花王の久保英明常務執行役員や草地博昭市長が参加し、完成を祝った。
同社によると、改質剤は舗装に対して約1パーセントを配合すると、耐久性が通常より約5倍高まり、修繕回数の低減にもつながるという。改質剤は2021年、同市の市道にも導入されている。
中庭舗装改修工事は3月末に実施された。範囲は160平方メートル。児童が遊ぶ場として使われるという。草地市長は「子どもたちが環境問題などを考えるきっかけになってほしい」と話した。