特集 : 函南町

静岡人インタビュー「この人」 赤池あづみさん(函南町)乳幼児の給食レシピコンテスト「給食の鉄人」で優勝した

 「給食の鉄人」には乳幼児に給食を提供する職員ら全国191個人・団体が応募。成長や発達段階に合わせた食事の重要性や食育への貢献などを狙いに、アイデアや味などが審査された。受賞後は栄養士を務める沼津市内の認定こども園で、考案した「たらのカラフルみかんソース」を園児に振る舞った。46歳。

赤池あづみさん
赤池あづみさん

 -どんな料理か。
 「油で揚げたタラに沼津特産の西浦ミカンのソースをかけた。決勝の1月末という時期を踏まえ、旬を迎えるタラとミカンを選んだ。ソースは、ミカンの搾り汁を最後に加え、香りを残して甘酸っぱく仕上げた。野菜を加えて彩りにも気を配り、子どもたちに興味を引く見た目になるよう工夫した」
 -西浦ミカンに着目した理由は。
 「全国から出場する中、沼津らしさを出したかった。子どもたちが地元の特産を知るきっかけになり、食育につながると考えた。県内にはミカンの産地がたくさんあるので、他地域でも応用できるメニューになった」
 -苦労したところは。
 「限られた予算と材料で開発すること。試行錯誤を重ね、家族に何度も試食してもらい感想を生かした。味の物足りなさが課題だったが、沼津産の『西浦みかん寿太郎』のジュースを入れるアイデアを思いついた。ジュースの使用をはじめ、地場産物の活用や味のバランスが審査員に評価された。子どもたちや同僚など応援してくれた人たちに期待に応えられてうれしい」
 -給食づくりへの思いは。
 「小学生の時に担任から、食べることは生きることだと教わり、栄養士を志した。子どもたちが食べたいと思う給食を提供したい。これからも妥協せず心を込めて作っていく」

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