熱海で未活用魚の料理動画審査 静岡県内外6組が入賞
熱海市の「海と食の地域モデルin熱海」は26日、2月に開催した未活用魚を使った料理動画コンテストの表彰式をオンライン形式で行った。県内外からエントリーした30チームの中から上位入賞6組を発表した。

コンテストは市場流通から外れた規格外の鮮魚を主催者側が提供し、料理を通して食品廃棄や海洋環境問題への関心を高める狙い。レシピは相模灘で獲れたサバやカマスをはじめ、参加者が住む地域ならではの食材を取り入れることを条件とした。
参加者は撮影した料理動画を応募し、審査員4人が独創性や見た目の美しさなどを評価した。
主催団体の水野綾子さんは「価値があるのに捨てられてしまう魚がある。今後は未活用魚の使い道を考えながら海の資源保護やフードロス問題に向き合っていく必要がある」と述べた。
受賞チームは次の通り。
グランプリ 井田かれん&まりあwithパパ&ママ▽準グランプリ チーム食育▽特別賞 ぴーや、中伊豆あーな、角田尭史、おたまちゃん食堂