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特集 : 函南町

函南町長選終盤情勢 仁科氏先行、追う土屋氏 塩谷氏独自の戦い

 任期満了に伴う函南町長選は、27日の投開票に向けて終盤戦に入った。現職と新人2氏による三つどもえの戦いは、再選を目指す現職の仁科喜世志氏(71)が先行し、元町議の土屋学氏(55)が追う展開。塩谷敬治氏(66)は支持が広がっていない。浮動票の動向が最終盤の情勢を左右する可能性もある。
 仁科氏は支援する同級生や後援会などがフル回転。町議会最大会派の自民系町議からも支持を取り付け、人脈を生かした組織戦を繰り広げる。全域で遊説や街頭演説を続け、子育て環境の整備や防災対応など1期4年の実績を強調しながら支援の輪を広げている。選対幹部は票の上滑りを警戒し、陣営の引き締めに余念がない。
 告示の10日前に立候補を表明した土屋氏は、組織体制を固める間もなく選挙戦に突入した。古い行政体質の刷新と福祉の充実、若者向けの政策を掲げ、町内各地を遊説に回る“草の根選挙”で票の掘り起こしを図る。若年層や女性から一定の支持を集めるほか、現町政の批判票も取り込む。一方で出遅れ感は否めず、支持の広がりは限定的とみられる。
 塩谷氏は川のエネルギーを活用した経済の活性化、リサイクルの推進で減少するゴミ焼却コストの還元―などの政策を打ち出し、独自の戦いを続ける。
 仁科氏による1期目の町政運営に対する評価に加え、軽井沢地区で計画が進む大規模太陽光発電所(メガソーラー)事業への対応などにも注目が集まっている。選挙の盛り上がりはやや低調で、投票率は2010年の町長選(14年は無投票)から大きく落ち込んだ前回選(46・71%)と同水準になる見通し。

 仁科喜世志(にしなきよし)氏 無現① 71歳
 塩谷敬治(しおやけいじ)氏 無新 66歳
 土屋学(つちやまなぶ)氏 無新 55歳

 

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