ごみ袋に再生 キャップ回収 J3沼津など
サッカーJ3アスルクラロ沼津と第一生命保険、資源循環を手掛けるサティスファクトリー(東京都中央区)はこのほど、ホーム戦でペットボトルのキャップを回収し、ごみ袋に再生させて活用する環境保護プロジェクトを始めた。

J3沼津と2社が締結したパートナーシップ協定に基づく取り組み。J3沼津のホーム戦に合わせ、沼津市の愛鷹広域公園多目的競技場で第一生命保険がブースを設け、来場者からキャップを回収してサティスファクトリーがごみ袋に再生する。
19日のホーム開幕戦では、45リットルのポリ袋4袋分が集まった。キャップを持参したサポーターには、クラブエンブレムがデザインされた缶バッジや専用の回収ボックスを贈った。
ごみ袋は来季以降にクラブが購入し、同競技場周辺や千本浜海岸などでの清掃活動で活用するという。
第一生命保険沼津支社の山崎康貴営業推進統括部長は「環境問題やSDGsを考え、地域の人々とのつながりを拡大していく」と話した。