函南町議土屋氏 町長選に出馬表明
函南町議の土屋学氏(54)は12日、任期満了に伴う町長選(22日告示、27日投開票)に無所属で出馬する意向を表明した。

同町で開いた記者会見で「町の可能性は生かし切れていない。アイデア次第でいろんなことができる」とし、古く凝り固まった町政の体質を変え、若者が集まるまちづくりなどに取り組むとした。同町軽井沢の大規模太陽光発電所(メガソーラー)事業には「基本的に反対」としつつ、町と住民、事業者による交渉を行いながら「いざとなれば落としどころを考える」と一部容認する可能性も示した。
土屋氏は同町出身で、映画やドラマなどのロケを誘致する任意団体の代表。2011年の町議選で初当選し、現在3期目。
同町長選には2期目を目指す現職の仁科喜世志氏(71)=同町柏谷=、環境保護活動家の塩谷敬治氏(66)=同町仁田=が立候補を表明している。