地域振興へ芸術の力 22団体が成果報告 静岡

 静岡県民の創造活動を支援する組織「アーツカウンシルしずおか」は11日、地域資源の活用などを目指すアートプロジェクトを助成する「文化芸術による地域振興プログラム」の成果報告会を静岡市駿河区のグランシップで開いた。初年度となる本年度の事業採択を受けた県内22団体が成果や課題を発表した。

活動の成果や課題を発表する参加者=静岡市駿河区のグランシップ
活動の成果や課題を発表する参加者=静岡市駿河区のグランシップ

 静岡市の「シズオカオーケストラ」は、同市街地で道行く人と秘密にしておきたいほど大切な静岡の情報を交換する「しずおかのひみつ交換所」に取り組んだ。見慣れたまちに意識を向け、新しい視点を持ってもらうことを目的とし、「(活動が)怪しまれる」などの課題解決に向けて試行錯誤を重ねた。発表者は「われわれも多くの気付きを得た。今後も丁寧に掘り起こしたい」と話した。
 茶とアートを融合させた芸術祭を開いた掛川市の「かけがわ茶エンナーレ実行委員会」は、デジタルを活用した作品展示や情報発信の有効性を報告した。
 県内で先駆的な取り組みをするゲストコメンテーターも招き、意見交換をして今後の活動のヒントを探った。

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