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特集 : 函南町

条例改正案に町長反対 メガソーラー、函南臨時議会

 民間業者が進める函南町軽井沢の大規模太陽光発電所(メガソーラー)建設事業を巡り、施設の設置を規制する町条例の一部改正を求める住民グループの直接請求を受けた町議会臨時会が1日、開会した。仁科喜世志町長は条例改正を特定事業の阻止に向けた「狙い撃ち」に当たるとし、反対の意見を付して議案を上程した。
 メガソーラー建設に町長の同意を必要とする同条例について、町は施行前に開発許可の申請手続きが始まっていた同事業への適用を「遡及(そきゅう)適用に当たる」と判断。当初計画を含む事業全体には適用せず、昨年8月に業者が変更した計画のみ条例に基づく「不同意」を通知した。一方、住民グループは条例改正により事業の起点を「申請」ではなく「工事の着手」に変え、現在も着工していない事業への全面適用を求めた。
 臨時会に出席した住民グループの代表者は、変更計画のみに出した不同意を「理由に具体性を欠く。業者の異議に対抗できるのか」と指摘した。これに対し、町当局は「十分に実効性はある」とした上で、改正後の“狙い撃ち条例”を適用した事業の違反認定は難しく、「裁判で損害賠償を請求されるのは避けられない」との考えを示した。
 臨時会の会期は7日まで。同議案は特別委員会で審査された後、最終日に討論、採決が行われる。
 

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