若い世代に藤枝PR 市がユーチューブ広告制作 首都圏の学生インフルエンサー出演
藤枝市は、首都圏の学生インフルエンサーたちが出演するシティー・プロモーション動画を制作した。藤枝の歴史や食文化を堪能できる観光スポットなどを学生たちが巡る様子をカメラに収めた。動画投稿サイト「ユーチューブ」の広告として、東京都と神奈川県のエリアで2月末まで放映する。

動画のテーマは「お茶と歴史の街 藤枝市を巡る」。ユーチューブや写真共有アプリ「インスタグラム」で、多くのフォロワーを有する首都圏の高校生や大学生ら計10人が参加した。
学生たちは昨年12月に藤枝市内で撮影会を実施。日本遺産の構成文化財である大旅籠(はたご)柏屋や明治トンネルのほか、抹茶スイーツ店「ななや」などを訪れた。自然や飲食品などを撮影した。撮りためた写真や、学生の表情を収めた映像をつなげ、3分間の動画に仕上げた。都内の広告会社「うけざら」が動画制作業務を請け負った。
市の担当者は「多様なメディアを通して、若い世代に魅力が伝わってくれれば」と期待を寄せる。
PR動画は市ホームページ「藤枝ちゃんねる」で公開中。市内で9日に実施した成人式でも上映した。