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純米大吟醸「富士市育ち」お披露目 穏やかな香り、28日発売

 100%富士市産の米を使い、富士高砂酒造(富士宮市)が醸造した純米大吟醸原酒「山中山屋 富士市育ち」(500ミリリットル、税込み1481円)が完成した。完成報告を兼ねた試飲会が21日、富士宮市の同酒造で開かれ、関係者が新たな特産品の誕生を祝った。富士市内のみで28日から販売を開始する。

富士市育ちと贈答用の化粧箱
富士市育ちと贈答用の化粧箱
富士市産米100%の酒を試飲する小長井市長(右から2人目)ら=富士宮市の富士高砂酒造
富士市産米100%の酒を試飲する小長井市長(右から2人目)ら=富士宮市の富士高砂酒造
富士市育ちと贈答用の化粧箱
富士市産米100%の酒を試飲する小長井市長(右から2人目)ら=富士宮市の富士高砂酒造

 富士市育ちは、同酒造と市農業振興推進協議会の開発プロジェクトとして製造した。市や農協などの関係者らがことし10月に収穫した、同市の農家山田悟さんの育てた「きぬむすめ」や、同市産の「山田錦」で醸造した。
 同市生まれの杜氏(とうじ)小野浩二さんは「初めて使う米で気を使った。米のうま味が感じられ、食事に合うように穏やかな香りにした」と説明した。山本晃雅副社長は「最高にうまい酒に仕上がった。新酒で甘みもあり、辛口でもあり、苦みも感じる。寝かせてどう変化するか楽しみ」と話した。
 関係者と乾杯した小長井義正市長は「多くの人の思いが結実した。フルーティで重厚感もある」と喜んだ。富士市産の紙バンドや紙管で作った贈答用の化粧箱も披露された。
 同酒造は、かつて富士市内にあった酒蔵「山屋」の清酒「田子の浦」を再現し、同市だけで飲めるブランド「山中山屋」を展開する。富士市育ちは2400本を出荷予定で、市内の酒販店など37店舗で販売する。来年も継続して醸造し、ラインアップ拡充も検討する。

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