⚽清水エスパルス新体制発表 平岡宏章監督続投「強く、誇り高きチームに変革」 ヘッドコーチに篠田善之氏
J1清水は20日、11月にコーチから昇格した平岡宏章監督(52)との契約を更新し、来季も指揮を執ることを正式発表した。クラブが日本人監督の下で始動するのは小林伸二氏が務めた2017年以来。併せて、篠田善之コーチ(50)がヘッドコーチに、清水ジュニアユースU-13(13歳以下)監督の加藤慎一郎氏(53)がコーチに就くことを発表した。

平岡監督は今季、リーグ戦残り4試合の時点で就任。ロティーナ前監督の構築した戦い方を基盤に、縦に速い攻めや球際での激しさなどを強調してチームを立て直した。昨季も終盤に監督に就任したが、シーズン当初から指揮を執るのは初めてとなる。
クラブ4人目のOB指揮官の平岡監督は「大変光栄で身の引き締まる思い。私の愛するエスパルスをもう一度、強く、誇り高きチームに変革させるべくゲームモデルの確立を目指したい」とコメントした。
ヘッドコーチに就任する篠田コーチは2018年から清水のコーチとなり、19年途中には監督を引き受けて同年のJ1残留を果たした。コーチに就任する加藤氏は沼津市出身で清水東高出。1993年から2年間清水でプレーし、引退後の95年から清水の下部組織で指導に携わってきた。