老舗の「かつ皿」 富士市外へ初進出、御殿場アウトレットで販売

 富士市の老舗そば店「金時」の名物料理「かつ皿」。御殿場市の御殿場プレミアム・アウトレットの「いただきテラス」に入る静岡ご当地グルメ屋台の新メニューとして、このほど提供が始まった。知る人ぞ知る富士の名物が市外初進出を果たした。

富士市外で初めて提供が始まった金時の「かつ皿」=御殿場市の御殿場プレミアムアウトレット内のいただきテラス
富士市外で初めて提供が始まった金時の「かつ皿」=御殿場市の御殿場プレミアムアウトレット内のいただきテラス

 かつ皿は、平らな皿に盛ったご飯の上に、ゆでキャベツと揚げたてのトンカツを載せ、だしが効いたふわふわの特製卵ダレをたっぷり掛けて包む料理。JR富士駅前の富士本町商店街にある1927(昭和2)年創業の老舗店の看板メニューで、同店の時田大嗣さん(48)の祖母澄子さんが約60年前にスプーンで食べる料理として開発し、地元で愛されてきた。
 これまで同店か、イベントでしか販売してこなかったが、6月にオープンしたアウトレットの新エリアで富士宮やきそばや浜松餃子といった県内ご当地グルメなどを出す静岡ご当地グルメ屋台からメニュー化の打診があった。「あくまで『金時のかつ皿』として提供する」との要請を受け、同店から秘伝の卵ダレのもとを供給する形で提供が決まった。
 全国最大級の集客を誇る大型施設での販売開始に、時田さんは「まだ県内でも知らない人もいるが、富士で愛されてきた店の名前やかつ皿の味を少しでも多くの人に知ってもらえたら」と喜ぶ。

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