助け合いのマスク、全国から5千枚 富士市社協、優しさに感動

(2020/5/29 08:23)
全国から多数寄せられた手作りマスクに喜ぶ職員=富士市本市場の市フィランセ

 富士市社会福祉協議会ボランティアセンターが呼び掛けた手作りマスクの募集に、28日までに全国から約5千枚のマスクが寄せられ、職員を感動させている。職員は「多くの人の優しさに驚かされた」と感謝する。マスク不足が徐々に解消される中、同センターは5月末でいったん募集を締め切る。
 同センターはイベントや活動の中止でボランティアの活躍の場が奪われる中、自宅でできるマスク作りで困っている人を支えようと4月8日から募集を始めた。呼び掛けはネットニュースなどでも取り上げられ、北は青森県、西は福岡県など全国の幅広い年代から計4868枚(5月26日時点)が集まった。
 多くのマスクには手紙が添えられ、滋賀県の難病患者の女性のマスクには「困っている人に自分ができることもある。機会を与えてくれてありがとう」との言葉があった。数回に分けて数百枚も届けた女性もいた。
 届いたマスクは素材や柄、形もさまざま。職員がメッセージを入れて丁寧に袋詰めし、既に計3330枚を市内の介護施設や放課後児童クラブ、児童養護施設などに贈った。
 「ギスギスした社会に優しさの輪を」と呼び掛けた職員らは「誰かのために動くことができる人間の底力を知り、温かな気持ちになった」と話し、普段は支援を受ける立場の人も参画し、全国や幅広い年代と新たなつながりが生まれたことに感謝している。

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