浜松2店舗でクラスター、店名公表 24日、静岡県内7人感染確認 濃厚接触者は200人超【新型コロナウイルス】

(2020/7/25 07:14)
浜松市内でクラスターが発生した2店の状況

 静岡県と浜松市は24日、7人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。このうち20代の男女5人は同市が感染を確認した。市は中心街のラウンジ「ブリリア」(中区田町)とマジックバー「手品家浜松店」(同区千歳町)の両店について、それぞれ過去の発表も含めて5人以上の感染が確認されたとして「クラスター(感染者集団)が発生した」と判断。市民の不安払拭(ふっしょく)を理由に店名を公表した。
 【続報】浜松市で30人感染確認(25日)
 県内市町でクラスター発生が2カ所で確認されたのは初めて。両店は約400メートルの距離。いずれも店外からの感染経路は不明。市はこれまでに発表した感染者のうち、発症前2週間以内に両店とも訪れた人は確認できていないとしている。市は200人超に上る感染者の濃厚接触者全員を対象にPCR検査を行う。
 ブリリアについて市は前日に店名非公表の「接待を伴う飲食店」とし、女性従業員4人の感染を明らかにした。24日は、20代女性従業員と男性客の感染を発表し、同店の感染者は6人に拡大した。
 手品家浜松店は客がマジックを楽しみながら飲酒する店。市が20代男性の従業員3人、県が40代男性の客1人=県西部保健所管内在住=の感染を発表。店内消毒は行っていたが、従業員はマスクなどは着けていなかった。浜松市が22日に感染を発表した30代女性も同店従業員だった。市は他の来店客や従業員、同居者ら約20人を濃厚接触者とみている。
 このほか県は24日、県外への移動歴がある磐田市の自営業男性の感染も発表した。
 浜松市がこれまで確認した感染者は22人、県内の感染者は130人(再陽性者を含むと131人)になった。

 ■浜松市 店名を一転公表
 浜松市は24日、新型コロナウイルス感染拡大防止に向けた濃厚接触者情報の把握を優先するとして、前日には非公表とした感染者の女性の勤務先「ブリリア」(同市中区)の店名について、一転して公表に踏み切った。
 市側は1日で方針を転換した理由について、関連の感染者が5人を超えた同店と「手品家浜松店」でクラスター発生が確認されたため、「市民の不安を払拭(ふっしょく)し、業界全体の風評被害を防ぐことを考えた」と説明した。
 濃厚接触者の把握とPCR検査に関しては、店側からの積極的な情報提供を得て順調に進んでいると強調した。

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