発達障害や不登校、交流の場に 裾野に6月、フリースクール

(2019/5/27 17:21)
6月の開校を前に行われた体験会に参加する子どもたち=裾野市岩波のミチシル

 御殿場市の主婦加藤照美さん(41)が代表理事を務める一般社団法人ミチシルが、6月にJR裾野駅前の空き店舗を活用してフリースクールを開設する。フェイスブック(FB)で発達障害の子どもを持つ親のグループを主催する加藤さんが、発達障害や不登校に悩む子どもや親の居場所を提供したいという考えで設立した。
 加藤さんは発達障害の息子を育てた経験を基に、同じ境遇の親とのつながりを深めたいという思いで5年前にFBでグループを開設した。同じ時期に御殿場市内で親同士の交流会も開始。いずれも発達障害の子どもを持つ親が悩みを打ち明け合ったり、対処法を助言したりする情報交換の場となっている。
 「交流を通じて親が『自分だけではない』と思うだけで気持ちが楽になる」。活動の中で実際に子どもと親が交流し合える場所をつくりたいという思いに至った。FBのコミュニティー作り支援プログラムに応募したところ、世界46カ国115人の受賞者の一人に選ばれた。支援金を元手にフリースクールの開設にこぎ着けた。
 スクールは週3回開き、不登校の子どもそれぞれの意思に合わせたプログラムを展開する。スタッフは加藤さんをはじめ、子育て支援相談員や教員免許の資格を持つ4人。親の交流スペースも設ける。加藤さんは「子どもたちに会話や意思の伝達など社会性を身に付くことができるよう教えていきたい」と話す。

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