伊豆の大自然×バレエ、融合美を撮影 伊東で写真展
国際的なバレリーナ針山愛美さんが伊豆の自然の中で踊る姿を撮影、発信するプロジェクト「針山愛美・伊豆の大地を舞う」の写真展が21日まで、伊東市玖須美元和田の伊東ショッピングプラザデュオで開かれている。
針山さんはベルリンを拠点に活動するが、現在は新型コロナウイルスの影響で両親が住む伊東に滞在。自宅などで踊る映像を公開していた。それを目にした同市八幡野の映像制作会社「アトリエ・ロッキー」の伊藤堯代表がプロモーションビデオの撮影を打診しプロジェクトが始動。映像制作のプロ集団がドローンやクレーン、高性能カメラを駆使して映像美を追求した。
今回は映像と同時に撮影した写真20点を展示。城ケ崎海岸の荒々しい岩肌を白い衣装で舞う姿や、針山さんが一碧湖の中に入った“白鳥の湖”さながらの光景などバレエと伊豆の自然が融合した美しい作品が並ぶ。
映像は9月に公開予定。伊藤代表は「映像がコロナ禍に苦しむ世界中の人の癒やしとなり、収束後に伊豆半島を訪れてもらえれば」と話している。