
「読書の秋」の新たなトレンドです。いま書店などで注目されているトレンドワードが「テキストヒップ」です。
「テキストヒップ」とは、韓国の若者を中心に広まっているワードでテキストは「本や文章」、ヒップは「流行」「おしゃれ」の意味です。
このトレンドが読書習慣が下火の日本の本業界にとって救世主になるかもしれません。
■「素敵なカフェ空間で本を満喫」

<野田栞里記者>
「店内は落ち着いた空間です。そして壁には本がずらっと並んでいます」
静岡市葵区にあるカフェ「BLUE BOOKS cafe SHIZUOKA」です。店名に入っている通り「本」がお店のコンセプトです。
「お店の雰囲気づくりのためにおいているのもあるんですけれど、お客さんが手に取って読めるように置いています」
本は200冊以上並べているそうです。
<野田記者>
「素敵なカフェ空間でじっくり腰を据えて本を満喫する。いい時間ですね」
■韓国のトレンド「あえて、おしゃれに紙媒体を楽しむ」
こうしたカフェで読書を楽しむのも「テキストヒップ」に当てはまります。ショート動画コンテンツが身近な現代。
あえて、おしゃれに、紙媒体の本や文章を読み書きする。これが韓国で台頭してきた読書文化「テキストヒップ」です。この新たな文化には書店も敏感に反応しています。
<谷島屋パルシェ店 田雜麻紗子さん>
「読書になじみがなかった方が書店に来ていただくきっかけになるのであれば日本も大いに流行ってほしい」
■アナログの本とデジタルのSNSが融合…「テキストヒップ」に本業界も期待
新たな読書のトレンドは現代のSNSと相性がいいのではないかと専門家は分析します。
<文芸評論家 川口好美さん>
「読書は1人でやる面が強くて、でもそれをSNSにアップする。ハッシュタグをつけてSNSにアップすることによって共有する。1人でやることと複数とつながることが同時に起こっているという感じです」
アナログな本とデジタルのSNSが融合することで生み出されるテキストヒップ。読書を「流行り」と捉えて楽しむ新しいトレンドです。

いま日本の書店は厳しい状況に置かれています。
帝国データバンクによりますと、書店の売り上げは減少傾向にあり、いまのペースが続けば数年以内に書店市場全体で1兆円を下回るとの見通しを示しています。
新しい読書カルチャーとして、本をかわいくラッピングして読書のお供になりそうなお菓子を添えて友人にシェアするというのもあるそうです。
令和の時代、本との接し方の可能性はどんどん広がっていきそうです。













































































