
9月1日は、1923年9月1日の関東大震災を教訓に制定された「防災の日」です。静岡県内の各地では、南海トラフの巨大地震を想定した訓練が行われました。

掛川市の大坂小学校の体育館で行われたのは、避難所の設営訓練です。災害時に最大800人が利用する避難所に指定されていて、いざという時に即戦力になろうと児童たちがテント風の間仕切りや簡易ベットの設営方法を学びました。
<児童>
「難しかったです。部品を入れたりする事が難しかった」
「きょう学んだことを実際、南海トラフが来て使おうかなと思う」
<大坂小学校 河合幸代5年主任>
「これからいつ地震が来るか分からないので、自分でできることをその場で考えて実行できる子になってほしい」
地域によっては課題も
各地で行われている訓練ですが、地域によっては課題もあるようです。焼津市の訓練を見てみました。
焼津市では、南海トラフ巨大地震を想定し、避難所の暑さ対策を進めています。

焼津市は、災害時に避難所となる市内22の公立小中学校全ての体育館にエアコンを設置しています。
8月29日、停電時に体育館のエアコンをどう動かすのか確かめました。
<消防の説明>
「停電が起きてしまったときに自動的に切り替わるわけではなく、手動で切り替えていただく必要があります」
体育館のエアコンは停電の際、非常時専用の操作盤を使ってガスによる発電を行うことで、最低3日間はエアコンを稼働できます。
ただし、万が一の場合は被災者自身がマニュアルをもとに操作しなければなりません。
<住民>
「ちょっとこわいですよね。地震が起きて、ここに避難してきて、いきなりこれっていうのは。こういう訓練を何回も何回も重ねて慣れていくしかない」
若者の参加者が少ないことを懸念
焼津市では同じ日の夜、津波避難訓練も行われました。
市は実際のケースを想定し、非常用の持ち出し袋を持参して避難するよう事前に呼びかけました。意識の高い参加者がいた一方で、荷物を持参したのは数人のみ。市が期待した通りにはなりませんでした。

地域をまとめる自治会長は、若者の参加者が少ないことを懸念しています。
<自治会長>
「少子高齢化と住民が減っている地域。経験があるお年寄りが率先して出てくれて若い子を引っ張りこんでいる。逆になってほしい」
<滝澤悠希キャスター>
暑さ対策という意味でいいますと、津波避難タワーには屋根がないものもあって、近年の酷暑が防げないのではという課題も指摘されています。関東大震災をきっかけに制定された防災の日ですが、時代の変化に応じてさまざまな防災意識をアップデートさせる重要性を感じます。













































































