
2026年最大の「値上げラッシュ」です。9月に値上げした飲食料品は約5000品目に上りました。調味料の2000品目を始め、止まらない値上げで静岡県内の事業者にも影響が広がっています。

唐揚げがウリの弁当店「天下鳥ます静岡店」です。9月に入り、主力の鶏肉や米の値上がりがないことに胸をなでおろす一方で、調味料の値上げが気がかりだといいます。
<天下鳥ます静岡店 鈴木方紀店長>
「ソースに使う醤油などの調味料が値上げするので、うちだと自家製ソースがあるので原材料が値上げして影響があります」
調味料を使って唐揚げにかけるオリジナルのソースを25種類作っています。次は何が値上げされるのか、気が気でない状況です。
<天下鳥ます静岡店 鈴木店長>
「いろんなものが上がるので、今月はこれ、来月はこれ、みたいな感じで。何がどう上がるのか見当つかないのがちょっと怖いですよね」
9月は2026年最大の値上げラッシュ
9月に値上げする品目はおよそ5000品目。なかでも目立つのが調味料で、しょうゆやお酢などおよそ2000品目に上ります。

帝国データバンクによりますと、この9月は2026年最大の値上げラッシュです。
スーパーマーケットも対応に追われる
スーパーマーケットでも対応に追われています。

<ヒバリヤ 営業企画課 山岸達也部長>
「9月に関しては結構なメーカーからいっぺんに値上げの申請が来ているという現状。きょうに関しては、何品か値段のポップもきのうの夜から朝までの間に変えるという対応をしている」
値上げに伴い、一部の商品の販売価格を上げましたが、その調整に苦労しています。
<ヒバリヤ 営業企画課 山岸達也部長>
「バランスよくやらないと。お客様が買い渋ってしまうと困ると感じる。難しいですね、単純に20円上がったから20円上げるということはできないから、お客様がよく買われる商品ほど、値上げ幅を少し少なくするというところが悩ましいです」
「だし」も全国的に値上がり
9月1日から「だし」も全国的に値上がりしました。創業120年の「西尾商店」に「だし」の現状を聞くと、さまざまな要因が影響しているといいます。

<西尾商店 西尾透雄社長>
「地球温暖化もあるが、原料の漁獲量が非常に少ない。原材料が高い上に製造にかかる燃料や包装資材など高くなっている、今まで以上に経費がかかっている」
西尾商店では原料となる魚の仕入れ価格は、26年前と比べると2・5倍ほど上がりました。
<西尾商店 西尾社長>
「いまの原料の価格に沿った価格をお客様にというのは難しいので、それでも何とか企業努力をしているような状態」
中東情勢の悪化の影響を強く受ける2026年の値上げ。飲食料品の価格は、2026年の後半も値上げが続くとみられていて、先行きを案じる日々はまだまだ続きそうです。
いまお得に買えるものは…
スーパーマーケット「ヒバリヤ」の山岸さんに、いまお得に買えるものを聞きました。

じゃがいもや玉ねぎは、お盆を過ぎたあたりから価格が下落傾向にあるということです。北海道産などの流通が始まり、供給量が安定してきたためと考えられています。
お米は、新米シーズンを前に5キロ2000円台のものが多くなってきたということです。













































































