
紙のまち・静岡県富士市のコンビニエンスストアで、地元の製紙会社とタッグを組んだ取り組みが始まりました。廃棄されるレシートを無駄にせず、紙の資源として再生します。

富士市にあるコンビニエンスストアのローソンです。
<杉村直美 記者>
「買い物をする時に発行されるレシートですが、多くのレシートが廃棄されていました。しかし、きょうから富士市内のローソンではトイレットペーパーに再生する取り組みが始まります」
富士市内の12店舗で9月1日から始まったのは、不要になったレシートを回収してリサイクルし、他の古紙とあわせてトイレットペーパーにする取り組みです。
全国のローソンでは年間約20万キロのレシートが廃棄
全国のローソンでは、年間約20万キロのレシートが廃棄され、長年、レシートの処理が課題でした。

レシートに使われる感熱紙には薬品が塗られていて、リサイクルするには薬品と紙の繊維を分ける技術が必要です。この問題を解決したのが富士市の製紙会社「コアレックス信栄です。
レシートや金属類がついた紙製品などのリサイクルが難しかった紙から、異物を取り除いて再生する技術を備えていて、今回、レシートのリサイクルが可能となりました。
1箱につき30メートル巻きのトイレットペーパーに
店舗には1箱約7キロのレシートが入る回収箱が用意されます。

<来店客>
「レシートがトイレットペーパーになってくれるって。助かるね。毎日使うもんね」
1箱につき30メートル巻きのトイレットペーパーとなり、1店舗あたり月に2箱分の回収を見込んでいるということです。
<コアレックス信栄 総合企画室 宇佐美貴史係長>
「普段何気なく捨てているもの、いらないと判断しているものが、何に生まれ変わっているのかまでを、取り組みに参加いただいた消費者に知っていただけたら」
<ローソン サステナビリティ推進室 林尊之マネジャー>
「店舗で発生したものが店舗で生まれ変わるという資源循環の取り組みがお客様や従業員に非常にわかりやすく伝えられるのではないかと考えました。今後も資源循環の維持、拡大に向けて地球環境に配慮した取り組みを進めて参ります」
紙のまちで培われた再生技術が、新たな環境意識につながる取り組みとなりそうです。













































































