「到底納得できるようなものではない」清水病院の民営化めぐり静岡市が3回目の職員説明会開催 具体的な診療内容は提示されず職員から不満の声も

静岡市立清水病院の運営を民間に委託する方針をめぐり、静岡市は8月27日の職員説明会で初めて制度移行後の診療科を示しました。

一方、具体的な診療内容は提示されず、職員は「到底納得できるものではなかった」として両者の溝は埋まらないままです。

<清水の医療を守る会 畑芳明代表>
「市民はいまだに説明会の開催を受けておりませんし、詳しく説明を聞いておりません」

27日午前、市民団体が静岡市に要望したのは、清水病院をめぐる住民説明会の開催です。

深刻な赤字経営が続く清水病院について、静岡市は2027年4月から清水厚生病院と一体的に運営する方針を示しています。

清水病院の事務局長などを歴任した畑さんは、今回の再編によって大学病院との信頼関係が薄れ医師派遣がなくなることでリスクがあると指摘します。

<清水の医療を守る会 畑代表>
「(医師の)確保はさらに難しくなってしまうのではないかと考えております」

■「到底納得できるものではない」制度移行後の診療科示すも職員の不満収まらず

<植田麻瑚記者>
「清水病院では午後4時から3回目の職員説明会が開かれています。2027年度の診療科が初めて示される予定で、職員の不安を払しょくできるかも焦点となります」

説明会では、制度移行後の診療科が示されましたが27日の公表は控え、改めて難波市長が会見の場を設け説明すると述べました。

職員は「診療内容まで踏み込んだ説明がなかった」と不満を口にしました。

<清水病院の職員>
「新しく不安要素が出てくる結果になってしまったので、到底私たちは納得できるようなものではない」

地域医療は守られるのか。静岡市は11月には職員に対し、清水病院での勤務を継続するかを問う最終的な意向調査を行う方針です。

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