「富士登山の規制」効果薄れる? 減ったはずの遭難救助件数が2026年は増加 いまだ散見される夜間・軽装の登山者=静岡

山の日の8月11日、富士山には多くの登山客が訪れました。富士山では安全な登山を促すため、2025年から登山規制が始まっていますが、2026年はその効果が少し薄れつつあるようです。

残された課題とは?

■2025年は遭難者が減るも...

11日午前11時頃の富士山富士宮口5合目。山の日の11日も登山客の姿がありました。

<田島かのん記者>
「五合目です。入口には看板が設置されていて、弾丸登山の対策が強化されています」

県は無謀な登山を防ごうと2025年、4000円の入山料や事前学習、夜間入山の禁止を導入。その結果、遭難者の数は2024年に比べ28人減少しました。

<富士山ナビゲーター 石川さん>
「効果はあったと思う。以前は見るからに弾丸の人が来るとわかった。今は本当にいない」

<登山客>
「無いより知識もって、富士山初めてなので心強い」
<登山客>
「(事前学習が)役立ちました。そのまま行ってたらこの荷物持って来ていない」

救助件数が2025年同期の2倍に…なお残る「軽装・夜間登山」の課題

しかし、2026年はその効果が薄れつつあるようです。警察によりますと2026年は山岳遭難の救助件数が一気に増加。

開山からここまでの件数は2025年の同じ時期の2倍になっています。県はまだ課題が残されているとの認識です。

<県富士山世界遺産課 岡部晋治課長>
「登山規制を実施して夜間の登山者ですとか軽装の登山者が減ってはいるんですけど、まだそういった方が散見されるということがあります。それから事前学習もシステムが初年度だったものですから分かりにくいということがありましたので、そういったものの改善にも努めているところです」

まだ改善が求められる富士山の登山ルール。安全を守るための道程はまだゴールが見えない状況です。

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