
静岡市の大浜公園内に海辺のにぎわいづくりの拠点となる新たな複合施設が8月6日にオープンしました。
夏だけのプールから、年間を通じて人が集まる海辺のリゾートへ、官民連携による再整備の中核施設を目指します。
6日、静岡市駿河区にオープンしたのは結婚式などで利用できる多目的複合施設「ザ・サーフ シーサイドテラス」です。
目の前には美しいオーシャンビューが広がり海と一体となった開放感のある空間。
料理は、地元の旬の食材を生かしたフレンチ。360度のプロジェクションマッピング。静岡市内の結婚式場としては初めての演出です。

■夏場だけ利用から、年間を通じて人が集まる「リゾート」へ
この施設は、静岡市が進める大浜公園再整備事業の中核として「民設民営」で整備されました。
<静岡市 難波喬司市長>
「静岡市の海岸長いんですけど、この海の最高の位置を生かした施設はないので。本当に大きな価値が生まれたなと思っています」
主に夏場だけ利用されてきた大浜公園から年間を通じて人が集まる「海辺のリゾート」へ変わろうとしています。
■500人分の非常食備え津波避難ビルにも…地域の交流拠点として活用

<植田麻瑚記者>
「こちらの施設の役割は結婚式場だけではありません。海に近い施設として中には500人分の非常食が備蓄されています」
施設は防災機能を備えていて津波避難ビルの指定を受けています。倉庫には一時避難用として災害時の備蓄品が常備されています。
さらに、一般市民が日常的に利用できるカフェのほか、多目的ホールは地域のイベントやビジネス用としても活用でき、結婚式場にとどまらず地域の交流拠点としての役割も担います。
<ディアーズ・ブレイン 小岸弘和代表取締役>
「大浜公園が静岡の方々にもすごく愛されている。新たな施設ができることによって起爆剤となって人が集うような場所になる。そこにたまたま結婚式ができる場所もあると捉えていただければありがたいと思っています」
生まれ変わった大浜公園。新たなまちづくりのモデルとなるか注目されます。
■公園の収益を維持管理へ... 「稼ぐ公園」の取り組み

公園は「遊ぶ場所」から地域に人を呼び込み、にぎわいを生み出す場所へ変わってきているんですね。
<植田記者>
はい。6日にオープンした施設は『Park-PFI事業』といって、公園の中に民間施設を整備し、その収益を公園の魅力向上や維持管理につなげる制度です。

実は県も2025年度、Park-PFI事業の導入を念頭に置き、草薙総合運動場や愛鷹広域公園などの都市公園を民間活力の導入可能性についてアイデアを募集していました。
基本方針が2026年の秋ごろに発表される予定です。
近年、都市公園は老朽化に伴い維持管理や運営が厳しい状況となっています。民間のノウハウを生かして公園の魅力を高めるとともに収益を維持管理にもつなげる『稼ぐ公園』への転換が広がりつつあります。













































































