
熊本地震の被災地に向けて、静岡県から第2陣の職員が8月6日に派遣されるのを前に静岡県三島市では激励会が行われ、支援の動きが加速しています。
一方、現地では煙突が倒壊した日本製紙が会見を開き、謝罪しました。
三島市の正木さんは県の派遣として6日から14日まで熊本県宇城市で避難所の運営やり災証明書発行の支援にあたります。
正木さんは熊本市出身で地震発生の2日後に帰省し現地の状況を見て回っていて、故郷のために力になりたいと派遣に手を挙げたということです。
<三島市危機管理課 正木健太郎課長補佐>
「地元に帰ると熊本の言葉で喋っておりますので。皆さんに安心してもらって次の日の活力の手伝いをさせてもらいたいと強く思っています」
静岡県内からは8月6日、計7つの市・町の7人の職員が派遣されます。
■9人死亡の煙突倒壊で日本製紙が謝罪 紙のまち・富士市も点検呼びかけへ

一方、被災地の熊本県では8月5日午後、煙突が倒壊するなどし9人が死亡した日本製紙が会見を開き、謝罪しました。
<日本製紙の会見>
「まず最初に説明するのが80メートル煙突。今回の激しい揺れで中央部分から折れ倒壊するという大きな被害が発生しています」
会見では地震直後の工場内の状況などが説明されました。
製紙業が盛んな紙のまち・静岡県富士市。60メートル以上の煙突が19本あり、中には100メートルを超えるものもあります。
富士市は今回の煙突倒壊を受け市内の事業者に向けて点検を呼びかける案内をする予定だということです。
■煙突の倒壊について耐震工学の専門家は
耐震工学に詳しい専門家は、熊本地震で煙突が倒壊しやすい揺れが起こったと指摘します。
<京都大学大学院工学研究科 高橋良和教授>
「この八代で比較的、長周期の地震動が観測されたということがあるんですけど。今回の倒壊との何かしらの地震動の特徴と構造物の揺れの特性が一致をしたということがひとつの原因になるんじゃないかなと」
長周期地震動は大きな地震で発生する揺れが1往復する時間がゆっくりとした大きな揺れのことです。短周期に比べて遠くまで伝わりやすく高層ビルなどの高い建物を大きく長く揺らす特徴があります。
<高橋教授>
「改めて構造的に損傷が集中するような欠陥がないかどうかを確認するということ自体は全体の耐震対策にもつながりますし、長周期に対しても有効な手立てだとは思います」
■日本製紙は有識者交え原因究明へ
重要なのは煙突のメンテナンス。日本製紙側はー。
<日本製紙 副社長>
「工場の設備のメンテナンスは日々パトロールして行ってるんですけれども、今回の事象に関してはですね、先ほど社長からもございましたけどかなり大きな被害をこうむっているので。調査委員会を立ち上げてですね、それでその調査結果を待って、アンド先ほどもありましたけれども、他の工場あるいは他社の煙突にもですね、横展開できるような形で報告できればというふうに思っております」
日本製紙は有識者を含めた調査体制を構築し、倒壊の原因究明を進める予定です。













































































