
最大震度7を観測した熊本地震から、8月4日で1週間。犠牲者は38人に上り、多くの被災者が厳しい暑さの中、避難生活を送っています。
静岡県内の子どもたちの間では、被災地支援の輪が広がり、地震防災への意識が高まっています。
静岡県西伊豆町の社会福祉協議会が地元で続けている募金活動。4日、仁科地区のスーパーで、西伊豆中学校の生徒も加わり、寄付を呼びかけました。
<女子生徒>
「熊本地震への支援をお願いします」
<参加した中学生>
「いろいろニュースを見て、被災者の方々がいろいろ大変な思いをされているんだなと思って」
4日で発生から1週間が経過した熊本地震。
熊本県によりますと災害関連死などを含めて38人の死亡が確認され、住宅被害は1万2000棟を超えています。連日、被害状況が伝えられる中、静岡県内の子どもたちの防災意識も高まっています。
■県の地震防災センターの来場者が増加

静岡市葵区にある県の地震防災センターです。4日も家族連れや学童保育の子どもたちなど多くの人が訪れていました。
<訪れた子ども>
「怖かったけど、地震はこういうものだって知ることができてよかった」
「実際にこういう(地震)が起きていたりするので、備えたほうが良いかなと思った」
センターによると、熊本地震が発生して以降、例年の同時期と比べて2倍から3倍の来場者を数えているといいます。
<県地震防災センター 片瀬祐介参事>
「熊本地震を受けて『地震に対する意識』や『災害についてどのように備えていけばいいか』と考えられ、ご見学にお越しいただくご家族が多い」
■「大人以上に子どもはストレスを受けやすい」子どもの心のケア
子どもたちの関心が高まる一方、注意が必要なのは心のケアです。
<公認心理師 イムソネさん>
「子どもの脳は未発達なので、今動画とかテレビで見ているものが、自分に起きていることだという勘違いを起こしやすいので、大人以上に子どもはストレスを受けやすい」
災害直後はテレビやネットに関連ニュースがあふれ、子どもが不安を感じやすくなる恐れがあり、専門家は、大人が情報との付き合い方に気を配ることが大切だと話します。
<公認心理師 イムソネさん>
「不安感とか恐怖感って、ぼやけているので。今ちょっと抱っこしようかって言って今ここ安心だねとかって言ってあげたりとか。脳に代替案をあげるっていうのがすごい大事」
■正しい情報見極める合言葉は「だいふく」
大規模災害の発生時、こうした偽の情報や動画などSNS上の"デマ情報"が社会問題になっています。なぜ、デマ情報が拡散されてしまうのか。
静岡大学の塩田准教授は「災害時は大量の情報が錯綜し、真偽の判断が難しくなる」と分析します。その上で、正しい情報を見極めるためには「だいふく」の合言葉が鍵になると話します。
「だ」は、誰が発信しているのか。「い」は、いつの情報なのか。「ふく」は複数の情報を確かめたか。
塩田准教授は、生成AIが発達する中、これまで以上に注意が必要と警鐘を鳴らしています。













































































