
静岡市立清水病院の運営が2027年4月に民間に委託されるまで残り8か月を切りました。
しかし、新たな診療体制は依然示されておらず、病院職員は、8月の説明会で診療科や具体的な勤務条件を早急に示すよう市に求めました。
<清水病院の職員>
「職員の中でも噂みたいなものが流れていて、この診療科が撤退する、この先生がいなくなる。来年からどこの診療科が残ってくれて、どうなるかわからない」
8月4日、静岡市役所で会見を開いたのは清水病院の職員らでつくる労働組合です。
清水病院は深刻な赤字経営が続いていて、2025年度の赤字は29億円に上る見込みです。市は経営改善を図るため、2027年4月から清水厚生病院を運営するJA静岡厚生連を指定管理者とし、一体的に運営する方針を示しています。
■静岡市長は「急性期と包括期を見る」方針提示も具体像は見えず
<静岡市 難波喬司市長>
「新しい市立清水病院は、急性期と包括期をしっかりと見ていく病院にする。指定管理者制度によって安定的かつ持続的な病院経営力を確保します」
難波市長は7月、重症患者の受け入れを葵区・駿河区の総合病院に集約し、新しい清水病院では、急性期の患者の治療、そしてリハビリなど治療後の包括期に重点を置く方針を示しました。
こうした病院像は示されましたが、診療科の具体像は依然明らかになっていません。

<清水病院の職員>
「この病気の患者さんを診たいという職員もかなりいる印象なので、それができなくなると続けられないという方は大多数いるのかなと思います」
市は8月下旬に3回目の職員説明会を開き、診療科や具体的な処遇を示したうえで、9月議会に指定管理者制度への移行に必要な議案を提出する予定です。













































































