
最大震度7を観測した熊本の地震から8月4日で1週間です。静岡県は、被災地で支援活動を行うため職員を熊本に派遣しました。現在も8556人が避難所生活を強いられている中で、課題となっているのが避難所の暑さ対策です。

8月4日朝に静岡県庁で行われたのは、第1陣として被災地に派遣される県職員の出発式です。
県危機管理部の職員3人が震度7を観測した熊本県宇城市に入り、8月4日から1週間程度、避難所の運営や罹災証明の受付といった支援業務に従事します。
<県原子力安全対策課 伊藤大祐課長代理>
「宇城市は電気は通っていますが、水が使えないとか、トイレが使えないとか、非常に大変な状況です。被災者への熱い思いをもちながらも、安全も考慮して対応していきたい」
高市総理が被災地入り
<高市早苗総理大臣>
「国でできること、やれることは全部やるつもりで参りました」

3日午後、高市総理は、地震の発生後初めて被災地に入りました。
震度7を観測した氷川町の避難所では、被災者の悩みを聞き取り生活再建に向けた支援を約束しました。
避難所運営を運営ゲームで模擬体験
厳しい暑さが続く中、課題になっているのが避難所の運営です。

浜松市と浜松医科大学が実施したHUG(はぐ)と呼ばれる避難所運営ゲームの訓練では、8月の避難所運営をテーマに小学生から80代までの15人が模擬体験し、暑さが厳しい体育館を避けて教室に避難者を誘導する選択や判断が見られました。
<浜松医科大学 高橋善明医師>
「要介護者や認知症の方とか体調不良の方とかの部屋分けは必要です。全員同じ体育館に入れると確実に災害関連死は多数発生します。なので医療の目線から見たら部屋わけは100%必要です」
避難所のエアコンは設置状況に“温度差”
災害関連死を防ぐためにも、避難所のエアコンは欠かせません。県内では、自治体によって設置状況に“温度差”が見られます。

<静岡市建築総務課 相川次郎参事>
「こちらに気温計があるのですが、現状では37度か36度ぐらいですね。結構暑いと思います」
8月3日午後、静岡市駿河区にある長田西小学校の体育館は、35℃前後に達しました。
スポットクーラー4台と扇風機4台だけでは近年の厳しい暑さに耐え切れず、2026年度、約7000万円をかけてエアコンを設置することになりました。
SBSが調べたところ、県内35市町の公立小中学校の体育館へのエアコンは、全て設置を終えたのが焼津市と吉田町。1つも設置できていない自治体は24に上ります。
<静岡市建築総務課 相川次郎参事>
「まずは学校なので子どもたちの熱中症対策が1つの目的だが、(災害時の)避難所の位置づけもあるので、避難所の生活の負担を少しでも減らせるように空調設備の整備を進めていきたい」
避難所にも求められる暑さ対策。静岡市は2033年度までに市内全ての学校で体育館にエアコンをつける予定です。













































































