"難工事"も予想されるリニア静岡工区 予想今後の焦点はモニタリング体制 国・県・JR東海の連携は?

リニア問題をめぐり、今後の焦点となるのはJR東海の環境対策や工事の影響を監視するモニタリング体制です。

静岡工区では、国内で前例のない「難工事」が待ち受ける中、永続的に大井川の水や南アルプスの自然を守っていけるかが厳しく問われていきます。

<滝澤悠希キャスター>
「今ヘリコプターの中から撮影しています。飛んでいるのは、リニア中央新幹線の静岡工区付近の上空です。豊かな自然が広がっています。大井川の一部も流れていますね。この南アルプスには貴重な動植物が生息・生育しています」

国内に前例がなく“難工事”が予想される静岡工区

静岡工区を含む南アルプスのトンネルは、▼長さが約25キロ、▼地表からトンネルまでの深さは、最大で約1.4キロ。

長さ・深さの規模ともに国内に前例がなく、“難工事”が予想されています。

県は、7月18日付けでJR東海が実施する環境保全措置の取り組みを永続的に監視するため、新たなモニタリングの部会を設置しました。

部会は、これまで県のリニア議論に関わってきた専門家などが委員を務め、定期的なモニタリング結果や異常事象が発生した場合の評価・検証を行ない、国の有識者会議とも連携していきます。

<鈴木康友知事>
「協定に盛り込んだこの自然環境保全措置が、JR東海に遂行してもらわなければいけませんので、我々としては、しっかりとしたモニタリング体制の中で監視をしていく」

<スタジオパート・滝澤キャスター>
南アルプスの自然を相手に永続的な監視が実現できるかが重要ですね。

<坪内明美記者>
今後のモニタリング体制は、県が新たに設置した「中央新幹線部会」と、国交省の「モニタリング会議」が連携し、JR東海による保全措置の実施状況などを監視します。

異常事象が発生した場合は、県の「中央新幹線部会」で議論。必要に応じてJR東海に対策などを要請するというイメージです。

<滝澤キャスター>
長期的な事業なので仮に担当者が入れ替わっても機能していく体制が重要ですし、流域だけの問題とせず県民全体が関心をもって見守っていくことが欠かせません。

「あしたを“ちょっと”幸せに ヒントはきょうのニュースから」をコンセプトに、静岡県内でその日起きた出来事を詳しく、わかりやすく、そして、丁寧にお伝えするニュース番組です。月〜金18:15OA

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