
7月17日、富士山の静岡県側では、山岳遭難が相次ぎました。男性(65)が死亡、転倒しケガをした女性(99)が救助されました。
警察によりますと、2026年の夏山開山期間に入ってから、静岡県側では初めての死亡事故ということです。

午前6時半頃、富士山の富士宮登山道8合目から9合目付近で、登山中の男性(65)が倒れてけがをし、仲間が救助を要請しました。男性は、駆け付けた医師により死亡が確認されました。
7月17日午前6時半頃、富士山の富士宮登山道8合目から9合目付近で、一緒に登っていたツアーの関係者から「登っている最中に倒れてしまった。頭をけがしていて出血している」と警察に救助の要請がありました。
警察によりますと、男性は富士宮口から旅行会社のツアーで登り始めました。
救助要請を受けて、9合目に常駐している県警山岳遭難救助隊が現場に向かい、7月17日午前7時台には接触。この時は意識はないものの、脈はあったということです。その後、ブルドーザーで医師が登り、午前9時40分頃に接触し、その場で死亡確認をしたということです。
男性は、登山経験があったということです。
警察によりますと、2026年の富士山の夏山シーズンで静岡県側で初めての死亡事故ということです。
「転んでけがをして、小屋で休んで再チャレンジしようとしたがダメだった」

一方、午前7時ごろには、富士山登山道元祖7合目付近で、複数人で登山をしていた99歳の女性が転んでけがをして動けなくなり、救助を要請しました。女性は歩けない状況ですが、命に別状はないということです。
17日午前7時頃、一緒に登山をしていた仲間から「転んでけがをして、小屋で休んで再チャレンジしようとしたがダメだった」と警察に救助要請が入りました。
警察によりますと、救助を求めたのは、福島県いわき市に住む女性(99)で、2日以上前から複数人で富士宮口から登山を開始し、ゆっくり登っていました。
しかし、7月15日に転倒し、尻と腰を強打して歩けない状態になり、小屋で休むなどしていましたが回復せず、富士宮登山道元祖7合目付近で助けを求めました。
静岡県警の山岳遭難救助隊などが17日午前中のうちに女性と接触して担架で下山しました。その後、救急車で病院に運ばれましたが、命に別状はないということです。
女性には登山経験があり、富士山にも何年か連続で登っていたということです。
警察は「天候や体調に不安を感じたら、無理をせず下山しましょう」とし、登山経験、体力等を配慮した無理のない登山計画を呼び掛けています。













































































