「たびたび『真摯に対応する』と言いながら、何回も何回もこういうことが出た」浜岡原発データ不正問題で中部電力が地元議会に説明と謝罪 市議からは厳しい声相次ぐ=静岡・御前崎市

静岡県御前崎市にある浜岡原発のデータ不正問題をめぐり中部電力は7月9日、市議会の特別委員会で新たに発覚したデータ不正の概要について説明しました。

市議からは中部電力の姿勢に「真摯的ではない」と厳しい声が上がりました。

<鈴木康太記者>
「新たに発覚した不正事案について、これから中部電力の原子力本部長らが御前崎市長と市議に対して説明を行います」

浜岡原発のデータ不正問題をめぐっては、原子力規制庁による調査が2025年5月に始まった後にも中部電力がデータを不正に操作していたことが明らかになっています。

これを受け、臨時で開催された御前崎市議会の特別委員会で、中部電力の幹部が経緯を説明し、謝罪しました。

■「何回も何回もこういうことが出た」市議から厳しい声相次ぐ

<中部電力原子力本部 豊田哲也本部長>
「今回新たに原子力規制委員会に報告された組み替え作業につきましては、原子力事業者として許されるものではないと極めて深刻に受け止めております。このような事案を発生させたことにつきまして改めて深くお詫び申し上げます」

中部電力から説明を受けた市議からは。

<市議>
「たびたび『真摯に対応する』と言いながら、何回も何回もこういうことが出たよと、こういうことでは真摯ではない」

<市議>
「(中部電力の)会長や社長は即この場を訪れて、説明をしようという気持ちにはならなかったんですかね」

御前崎市長も中部電力に釘を刺しました。

■地元市長「大きなものに流されない技術者の気持ちを持ち続けていただきたい」

<御前崎市 下村勝市長>
「大きなものに流されない技術者の気持ちを持ち続けていただきたい。より安全に目指す組織に変革していってくれることを望んでいる」

7月15日には市議会の特別委員会に対して原子力規制庁から説明が行われる予定です。

<鈴木康太記者>
「原発が立地する地元住民の不安解消は、夏頃に出るとされる第三者委員会の調査結果を待つことになります」

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