
鈴木康友静岡県知事がリニア静岡工区の着工容認を表明したことを受け、副知事時代にリニア問題を担当してきた静岡市の難波市長は「科学的根拠と住民理解を重視しながら適切なスピードで行えた」と評価しました。
<静岡市 難波喬司市長>
「国の有識者会議をはじめ、県や静岡市などとJR東海との対話が丁寧に行われた結果だと思っています。1番大事な科学的根拠。そしてもう1つは住民理解です。その2つを重視しながら適切なスピードで行えたんじゃないかな」
副知事時代、川勝前知事の右腕としてリニア問題を担当していた静岡市の難波市長。
リニア問題は7月7日に大きな節目を迎え、鈴木知事が静岡工区の着工を容認する考えを表明しました。
難波市長は川勝前知事が大井川の水問題にこだわったことは価値判断として「非常に大事だった」と振り返りました。
<難波市長>
「社会の求めている価値観と、JR東海がこんなものでいいだろうと思っているところは違うでしょっていうことの指摘だったと思うんですね。正当に厳しく見ておられたと思いますけど、JR東海はそこへの認識が甘かった」
■「流域や国と連動した答えを出した」県議会最大会派は県知事を評価
一方で、県議会の最大会派は鈴木知事の決断を評価します。
<自民改革会議 良知淳行代表>
「(前県政時代は)今までは止まっている状況であったわけで、(鈴木知事が)流域や国と連動しながら、状況を加味した上での答えを出されたのは評価しています」
県とJR東海による議論は10年以上。▼JR東海から大井川の水を戻すための「田代ダムの取水抑制」や、▼水の補償の確認書の締結など具体的な対応策を引き出しました。
<鈴木康友静岡県知事>(1月)
「今後、不測の事態が起こった時にしっかり国も関与していただく形で対応していくことが確認を取れましたので、これは一定の成果だと思う」
■専門家は「対中央」への意思表示を評価
地方自治の専門家は「対中央」への意思表示を評価します。
<白鳥浩教授>
「やはり国対県という中で静岡自身の自立的な政策の提起を行った。命の水という形で大井川流域の住民の生活というのが重要なんだという問題提起を行っていったということでは一定の意味があっただろう」
今後、問われることはー。
<白鳥教授>
「今回受け入れることになった鈴木知事が県民に対して説明責任というのを果たすという事が要求されていくことになるだろう」












































































