
■鈴木知事は「誠に遺憾」とコメント

原子力規制庁が2025年5月に調査を始めた後にも中部電力がデータを不正に操作していたことがわかり、鈴木知事は「誠に遺憾」とコメントしました。
調査中にも続いた「データ操作」。ガバナンスの専門家は倫理観を問題視します。
7月2日午後に実施された浜岡原発の現場点検。静岡県と御前崎市の職員が施設内に入り、停止している間の安全性や必要な設備の点検にあたりました。
原発の安全性を裏付けるデータが再び揺らいでいます。
<原子力規制委員会 山岡耕春委員>
「つじつま合わせみたいなことをしたということも見えてきた。頭を抱えてしまうようなこと」
■データ不正"都合のいい形でデータを不正に操作"

2026年1月に公表された中部電力のデータ不正問題。原子力規制庁による調査が2025年5月に始まった後にも中部電力が都合のいい形でデータを不正に操作していたことが新たにわかりました。
中部電力は、規制庁に対し、20の地震波から平均に最も近い波を「代表波」として選んでいると説明。
しかし、実際は先に1つの波を意図的に選定し、それが平均に最も近い「代表波」になるよう、ほかの19の波を恣意的に選ぶなどして「基準地震動」を不正に設定していました。
鈴木知事は「原子力規制庁が調査に入った2025年5月以降も中部電力がこのような不正行為を続けていたことは誠に遺憾」とコメントを発表しました。
■専門家「リスク感覚が麻痺している」

浜岡原発の現場は、新たな不正の発覚についてー。
<浜岡原子力発電所 椎名浩成所長>
「極めて深刻なものだと受け止めてます。皆様にはご心配をおかけしたことに加えましてこのようなことになってしまっていることについて改めてお詫びをしたい」
調査中にも続いた「データ操作」。ガバナンスに詳しい専門家は倫理観を問題視します。
<青山学院大学 八田進二名誉教授>
「限られた人たちだけの価値判断、倫理観でことが進んでいくそれは時代の流れと逆行してきていることに気が付いていないそういう意味でリスク感覚が麻痺している。倫理観が鈍麻している」
原子力規制委員会は、今後提出される第三者委員会の報告も踏まえ、夏ごろに中部電力の処分を決めたいとしています。












































































