
静岡空港を自衛隊などが平時から利用できる「特定利用空港」に使用できるよう国が県や地元自治体に対して打診していますが、回答を求められている自治体の一つ、吉田町の田村町長は慎重な姿勢を示しました。
<吉田町 田村典彦町長>
「はっきり申し上げて、厄介な問題が来たなと。そんな感じがします」
静岡県吉田町の田村町長が「厄介」と指摘するのは、静岡空港で国が検討を進めている計画です。
防衛力強化の一環で整備する「特定利用空港」は、自衛隊や海上保安庁が平時に利用できるよう国が全国の空港や港を対象に進めています。
国は12月上旬をめどに回答するよう求めていて、地元自治体の考えがカギとなります。
■メリットとしてとらえる自治体は
<牧之原市 杉本基久雄市長>
「国や県から丁寧に説明をしてもらって、地元が了解すれば(市は)了解する。いわゆる訓練を行うための、有事の際に必要となる主要な道路なんかの整備も行うというようなことも書いてあったので」
「特定利用空港」に指定されると、自衛隊などが利用するため、滑走路の延長などが進められる可能性があり、メリットとしてとらえています。
島田市のトップも検討には前向きな姿勢です。
<島田市 染谷絹代市長>
「私は一定の理解はいたします。地元の住民がどんな懸念を持つのか?その懸念をしっかり払拭できる説明をして頂くこと。そして、地元の空港対策協議会に理解を得られることが最も重要なこと」
■吉田町長「想像できないくらいの騒音になる」
一方、慎重な姿勢を示すのは吉田町です。
<吉田町 田村典彦町長>
「戦闘機の離発着訓練。これ普通の言葉で言うとタッチ・アンド・ゴーですよね。この時なんて、想像できないくらいの騒音になりますので」
特定利用空港に指定された空港では、自衛隊の戦闘機によるタッチ・アンド・ゴーの訓練を実施。(特定利用空港指定後の自衛隊統合演習 南紀白浜空港(和歌山・2025年10月))
田村町長は「吉田町は航路の直下にあり、騒音問題は静岡空港建設時からの課題」と強調します。
最終的な判断を下すことになる県は「地元の自治体や協議会に加え、県議会にも意見を聞き、判断していく」としています。












































































