
6月11日、浜松市で国内最大規模の合同企業説明会が開かれます。ターゲットは高校生。産・官・学が連携したイベント開催の背景には、地元が抱える悩みがありました。
浜松市浜名区で天竜の木材などを使った建設資材をつくる鈴三材木店です。創業60年以上の家業を継いだ鈴木諭社長には、ある願いがあります。
<鈴三材木店 鈴木諭 社長>
「(学生時代に)いろんな人脈を作り広げてもらい、即戦力として浜松に戻ってきてくれたらうれしい」

多くの企業が悩む若い世代の人材不足。この問題を解消するための取り組みが本格化しています。
6月9日、浜松市、浜松商工会議所、市内の高校、大学などで組織する「働く若者があふれるまち浜松」推進協議会が本格的にスタートしました。
<浜松商工会議所 大久保淳一 専務理事>
「知って、理解して、好きになって、選んでいただき、最終的には浜松の企業に就職をして活躍していただきたい」

現状、静岡県外の大学に進学した学生のうち、就職などで浜松に戻る割合は3割程度にとどまります。
どうしたら、Uターンの若者を増やせるのか。そこで協議会は高校生をターゲットに定めました。
協議会は、6月11日に約160の企業と団体が参加する高校生を対象とした国内最大級の就活フェス「ジョブ・エキスポ Hamamatsu」を開きます。
生徒たちに向けた説明会
5月25日、浜松市浜名区の浜名高校で生徒たちに向けた説明会を開きました。
<参加する生徒>
「さわやかのハンバーグが特に好きで、なぜあんなにおいしいハンバーグが作れるのか興味を持ったので、さわやかのブースに行ってみたい」
就活フェスの狙いは、高校1年生・2年生のときから地元企業との接点を作ってもらい、将来のUターン就職につなげることです。
<参加する高校2年生>
「(就職は)漠然としていて、(イメージは)あまり持てていないが、この授業を通して大まかなイメージを持つことはできた」
<浜名高校 吉永貴宏 進路課長>
「(高校生は)経験値でしか将来が語れないので、それ以外の職業やキャリアは何があるのか、(説明会参加が)そのきっかけになれば」
よりよい就活フェスへ 企業側も議論
高校生を迎える企業側も思案を重ねています。
<うなぎの井口 井口恵丞 社長>
「150社の出展の中で高校生が会場に入った時に『うわっ』と、行きたくなるような形の仕掛けが第一印象として必要」
大学に進学した場合、Uターンまでは最短で4年かかることを考えると「ここに戻ってきたい」という大きなインパクトを残すことが求められます。
若者たちの心に何が刺さるのか。この答えが人材確保の大きなカギになります。








































































