
国内最大級の模型の展示会「静岡ホビーショー」が5月13日に開幕しました。
原油高に業界が苦しむ中、販路拡大のカギになるのは「海外バイヤー」の取り込みです。日本のアニメ人気との相乗効果にも期待が寄せられています。
■国内外から100社が集結 商談がスタート
静岡市駿河区のツインメッセ静岡。会場には色とりどりの新作プラモデルがずらりと並びました。
64回目を迎えた「静岡ホビーショー」。静岡県内企業21社を含む100の模型関連企業や団体などが出展し、初日の13日は、業者向けの商談を行いました。
<静岡模型教材組合 青嶋大輔理事長>
「業界全体としてはの市場規模としては右肩上がりに上っている状況」
2023年の全国のプラモデル出荷額は514億4700万円に上り、静岡県が全体の80%以上を占めます。
■「作りやすさ」で幅広いファン層を獲得
「こちら『楽プラ』というプラモデルです。部品にすでに色が付いていますが、塗装不要・接着剤不要で、組み立てることができます」
好調の要因の一つが「作りやすいプラモデルの普及」です。
模型づくりの経験が少ない初心者の取り込みに成功しています。さらにー。
<滝澤キャスター>
「1980年代発売の車のプラモデルです。デザインが細かく再現されていますね。味のある雰囲気です」
40代から60代にかけての車ファンの好奇心をくすぐる、往年の名車のプラモデルも人気です。
■課題は原油高・円安 海外への販路拡大に期待
一方で、プラモデル業界で懸念されているのが、原油高そして円安の影響です。プラモデルの材料で原油由来のポリスチレンなどの原材料費が中東情勢の影響で軒並み高騰しています。
業者はバイヤーとの価格交渉について、頭を悩ませています。
<ハセガワ 長谷川勝人社長>
「新製品は従来のものより高めの価格設定になると思うが、従来商品は値上げしたいが、なかなか言い出せない状況」
その一方、円安を背景に海外バイヤーからの需要は高まっていて、日本のアニメ人気との相乗効果に期待が寄せられています。
<フランス出身の出展業者>
「海外はミリタリー系は昔からあったが、キャラクター系があまりなかった。キャラ系(のプラモデル)が海外にも届き始めて、ニーズが増えている感じが伝わる」
海外への販路を広げ、新たな市場を開拓できるか。
5月16日と17日に一般公開される静岡ホビーショーは、既に定員に達し、受付が終了するほど高い関心を集めています。









































































