
7月19日午前2時半頃、富士山御殿場口登山道の標高約2200m地点で外国人男性が動けなくなり、同行者が消防に救助を要請しました。午前6時半頃、山岳遭難救助隊員が男性を救助しました。
警察や消防によりますと、7月19日午前2時半頃、富士山御殿場口登山道旧四合目付近(次郎坊~六合目間・標高約2200m地点)の上りルートの山道で外国籍の10代の兄弟2人のパーティが登山中、弟が何らかの原因で自力で動くことができなくなりました。
先行して登っていた兄が、弟から自力で動けなくなったことを伝えられ、「弟が登れなくなった。レスキューが必要」と消防に救助を要請しました。午前3時半頃から、山岳遭難救助隊員が出動し、遭難者を救助しました。
救助されたのは、フランス国籍の無職の19歳の男性で、左ひざや左足首の痛み、高山病の症状が確認されていますが、命に別状はないということです。