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蝶番を多くの人に知ってもらい、ものづくりで社会を支える町工場に光を当てたいとの思いから、伊藤徹郎社長(55)が提案。社員のアイデアを取り入れ、1年ほどかけてグッズの製作を進めた。今年3月に発売にこぎ着けた。
商品は随所に蝶番のイラストをデザインしたクリアファイルやメモ帳、蝶番の実物を活用したキーホルダーなど7点。蝶番をモチーフにしたマークを並べてハート形をつくり胸部分にプリントしたTシャツは、黒とベージュ色を用意した。
伊藤社長が講師を務めた授業を受け、伊豆総合高(同市)の生徒が提案したトートバッグもある。同社と市内2施設で販売していて、今後ECサイトなどでも売り出すという。
伊藤社長は「さまざまな声を聞き、性別を問わず親しみやすい商品になったと思う。ものづくりの魅力を若者に伝えるきっかけにもなれば」と期待する。