漁師が案内、浜名湖を遊覧 「観光船」今季の運航開始 東名浜名湖SA

今季の運航が始まった遊覧船=浜松市浜名区の東名高速道浜名湖SA 浜松市浜名区の東名高速道浜名湖サービスエリア(SA)発着の観光遊覧船「『海の湖』船めぐり」の今季の運航が19日、始まった。舘山寺温泉のある内浦湾を一周して東名高速道の浜名湖橋をくぐる約20分のコースを巡航する。乗船した観光客らは、地元漁師の案内で浜名湖を巡り、自然豊かな景色を満喫した。
 関係者向けの試乗会では、村櫛遊船組合の漁師高山義和さん(69)が、日本の湖の中で浜名湖の面積が10番目、周囲の長さは3番目であることを紹介。船上から見られた岩や山、野鳥などについて解説した。
 第1便には9人が乗船した。家族や親族と利用した磐田市の小学3年大庭椛さん(8)は「遊園地が見えた」、双子の弟成尊さん(8)は「暑かったけれど、風が涼しいところもあった」と話した。
 NPO法人浜名湖観光地域づくり協議会(同市中央区)が社会実験として2013年度に始めた事業。本年度から、NPO法人浜名湖地域舟運都市構想研究所(同区)が引き継いだ。
 今季の運航日程は、同日から5月25日までの土日祝日と7月19日から11月30日までの土日祝日。ゴールデンウイークとお盆は毎日運航する予定。荒天時は運休する。

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