
関係者向けの試乗会では、村櫛遊船組合の漁師高山義和さん(69)が、日本の湖の中で浜名湖の面積が10番目、周囲の長さは3番目であることを紹介。船上から見られた岩や山、野鳥などについて解説した。
第1便には9人が乗船した。家族や親族と利用した磐田市の小学3年大庭椛さん(8)は「遊園地が見えた」、双子の弟成尊さん(8)は「暑かったけれど、風が涼しいところもあった」と話した。
NPO法人浜名湖観光地域づくり協議会(同市中央区)が社会実験として2013年度に始めた事業。本年度から、NPO法人浜名湖地域舟運都市構想研究所(同区)が引き継いだ。
今季の運航日程は、同日から5月25日までの土日祝日と7月19日から11月30日までの土日祝日。ゴールデンウイークとお盆は毎日運航する予定。荒天時は運休する。