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- 静岡のマーケット
- 2024/11/13
音楽の聴取習慣と好みを経年比較!
2024年も残すところあと2カ月を切りました。この時期になると「20○○年 ヒット曲」と検索してレコード大賞の予想をする人も多いのではないでしょうか。
そこで今回はSBS生活DATAライブラリ静岡市調査の2013年~2023年データを用いて、音楽の視聴習慣とよく聞く音楽の種類について経年比較をしてみました。
まずは音楽を聞く頻度の経緯を見てみましょう。音楽を聞く人や時間は増えたのでしょうか?グラフ①をご覧ください。
グラフ①は2013年、2018年、2023年の音楽の聴取頻度を比較したグラフです。2013年、2018年では「必ず毎日聞く」~「週に2、3日は聞く」と回答した人が50%前後だったのに対し、2023年では60%近くへと増加しています。「たまに聞く」「決まってない」と回答した人は年々減少しており、音楽を日常的に聞く人が増えていると考えることができそうです。
この音楽の聴取頻度増加の背景にはスマホやワイヤレスイヤホンの普及など利用環境の変化があるのでは?と考えられそうです。実際のところどうなのでしょうか。
音楽の聞き方について、経年で比較したものがグラフ②、③です。
グラフ②は「スマホで音楽コンテンツを聞いたりダウンロードする」と回答した人の割合を、2015年から2023年にかけて比較したものです。2015年と比較すると、スマホで音楽を聞く人が急増していることが分かります。
続いて、グラフ③をご覧ください。こちらは「利用している音楽配信サービス」について2019年、2021年、2023年を比較したものです。
Amazon Music、Spotify、YouTube premiumなど、音楽配信サービスを利用している人が増加しています。
また、「音楽を聞きながら家事・仕事・勉強などをすることが多い」と回答した人の割合を2013年、2018年、2023年で比較したものがグラフ④です。
グラフ④をみると、2013年から2023年にかけて増加傾向にあり、音楽を聞くことが生活に沁みついている人が増えたと考えることができそうです。
最後に、おまけとして「好きな音楽の種類」について2013年、2018年、2023年を比較してみました。(グラフ⑤)
日本のポップス、日本のロック、日本のアイドル、アニメソング、外国のポップス、外国のロックなど、数値が上がっているものが多くなっていますが、中でも2013年と比較すると約2倍に急増しているのがK-POPです。昨今、韓国アイドルが話題に上がることが増えているのでその影響があるのかもしれません。
今回は音楽の視聴習慣について経年で比較してみました。
お気に入りの音楽を聞くと、生活に彩りが増しますよね。
私もレコード大賞が発表されるまでに配信サービスを使って今年1年の流行りの曲を振り返ろうと思います。
出典:
2013.11SBS生活DATAライブラリ静岡市調査(男女13~69歳 563サンプル)
2015.11SBS生活DATAライブラリ静岡市調査(男女13~69歳 562サンプル)
2016.11SBS生活DATAライブラリ静岡市調査(男女13~69歳 562サンプル)
2017.11SBS生活DATAライブラリ静岡市調査(男女13~69歳 564サンプル)
2018.11SBS生活DATAライブラリ静岡市調査(男女13~69歳 564サンプル)
2019.11SBS生活DATAライブラリ静岡市調査(男女13~69歳 562サンプル)
2020.11SBS生活DATAライブラリ静岡市調査(男女13~69歳 562サンプル)
2021.11SBS生活DATAライブラリ静岡市調査(男女13~69歳 563サンプル)
2022.11SBS生活DATAライブラリ静岡市調査(男女13~69歳 562サンプル)
2023.11SBS生活DATAライブラリ静岡市調査(男女13~69歳 562サンプル)ル)
2022.11SBS生活DATAライブラリ静岡市調査(男女13~69歳 562サンプル)
2023.11SBS生活DATAライブラリ静岡市調査(男女13~69歳 562サンプル)
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