DATA静岡のマーケットデータ
- 静岡のマーケット
- 2024/04/19
静岡県のSDGs認知度は?
近年話題の中心にある「SDGs(持続可能な開発目標)」。買い物に出かけるとよくロゴマークを目にします。通勤時の電車内でSDGsバッジをつけている方や、SDGsのロゴが入った名刺をお持ちの方も増えてきていますが、静岡の人はどのくらいSDGsのことを認知しているのでしょうか?

図1は2020年から22年までのSDGsという言葉の認知度の推移を表したグラフです。20年は28.1%だったのに対し、22年は69.0%と急激に増加しています。
では年齢別ではどうでしょうか。

図2を見ると、22年は50代72.8%、10代72.0%と高く、最も低い60代でも62.3%と半数以上が認知しています。20年は全ての年代で50%を下回っていたことから、この3年間で急速にSDGsが認識されたことが分かります。

全体で7割近くの人がSDGsのことを認知している一方で、関心はまだ薄いようです。図3をご覧ください。
こちらは社会全般への関心事のうち、SDGsに関心があると答えた人の年代別グラフです。
10代が26.0%と最も高く、次いで60代が21.7%、そのほかの年代は約10%程度にとどまっています。
SDGsのことを認識していても、自分ごととしては捉えていないのかもしれません。
30年までにSDGsが達成できなくても罰則などはないとのことですが、経済格差の拡大や異常気象の深刻化など、様々な社会課題が引き起こされてしまいます。この機会に少しだけ、SDGsへ意識を向けてみませんか?
株式会社トムス
出展:2022.11 SBSデータバンク静岡市調査(男女 13~69歳 562サンプル)
2021.11 SBSデータバンク静岡市調査(男女 13~69歳 563サンプル)
2020.11 SBSデータバンク静岡市調査(男女 13~69歳 562サンプル)
- カテゴリー